調子が悪いから受診したいんだけど
どうしていいかわからない!
皆さんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか!
病院に受診した時に、どうしていいかわからない。
そんなあなたの悩みを現役医療事務員である僕が実際に起きているケースを交えながら解決します。
まず始めに結論をお話すると
「病院受診は事前準備が大事!」
ということです。それでは解説していきます。
なぜ病院に受診するだけなのに事前準備が大事なのか
病院に受診しようといざ行っても受診できなかった。
もしくは納得のいく診療がしてもらえなかったなどというケースは実際よくあることです。
それでも診療費が発生してしまい、会計前でトラブルになることがあります。
具体的な原因と対策を解説します。
原因その1:受診する理由が明確になっていない
病院に受診するための理由を明確にすることが大切です。
当たり前に思えるかもしれませんが、たまにどうして病院に来たのかがわからない人がいます。
どこがどう痛いのか。なぜ調子が悪いのか。病院に受診する目的は何なのかを明確にするということです。
なんかわかんないけど調子が悪い。。
気持ちは分かりますが、痛みは本人じゃないとわかりません。
対策:症状を明確にする。
症状は内科的な症状なのか、外科的な症状なのかを明確にしましょう。
外科的な症状であれば
- いつ
- どこで
- 何をしてケガをしたか(包丁で手を切った。ころんだなど)
- どんなケガか(切創・打撲など)
ということを
内科的な症状であれば
- 熱がある(いつにどのくらいになったのか、現在はどのくらいあるのか)
- 消化器症状(嘔吐・下痢・便秘など)
- 健康診断でひっかかった。(どの値に異常があったのか)
以上のことを明確にすることが大切です。
特に内科的症状は客観視ができる現象(熱が〇〇度など)を明確にしないといけません。
なんとなく調子が悪い
だと、医師も看護師も困ってしまいます。
自己理解を深めてに病院を受診する目的を明確にしましょう。
原因その2:選んだ病院が悪い
受診した病院が悪いケースがあります。
起きてしまった疾患に対しての診療科(内科・外科など)が適切ではないケースです。
特に高齢者に多いのですが
病院なんだからなんでも診てもらえる
と思っていらっしゃる方もいると思います。
残念ながら現在はそうではありません。
病院にも専門分野があるのです。
見当違いなところに受診するのは、肉を買うために肉屋ではなく八百屋にいくようなものです。
対策:ホームページなどで受診する病院を調べる
救急安心センター事業というものがあります。
調子が悪い時にまずどうしたらよいのかを判断してもらえます。
診療科がわからない場合の指針の一つになります。
119番ではありませんので注意してください。
総務省消防庁/救急安心センター事業(♯7119)をもっと詳しく!
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate008.html
また各都道府県や市には医師会というものがあり、各医師会のホームページには医療機関の一覧があります。
医師会によっては診療科ごとに検索できるようにもなっていますので、どの診療科に受診できるかをすぐに選ぶことができます。
いざ受診する医療機関を決めても、油断はできません。
診療科によっては曜日によって外来がない場合があります。
まずは病院のホームページで外来があるのかどうかを調べましょう。
最悪の場合ですが、医師の出張や緊急手術などで急遽休診になっている場合があります。
そのため、最終的には病院に直接問い合わせて、外来があるのか、予約が必要なのかを確認しましょう。
まとめ
今回は病院に受診するための事前準備についてお話しました。
まとめると
- 自己理解を明確にする
- ホームページなどを利用して正しい医療機関を選ぶ
たかが病院にかかるだけでこんなに面倒なの?
と思うかもしれません。
ですが、長い待ち時間の末に納得のいく診療をしてもらえなかったら。。。
と考えると事前準備は大切です。
この記事で少しでも病院とのミスマッチを防げたらいいなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事の他にも病院の受診について気づいたことや注意するべきことを現役医療事務員ならではの視点でお話しています。
ぜひ読んでみてくださいね!