皆さんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか
僕は現在約8年間、医療事務として仕事をしています。
その中で気づいたことがあり、先日下記のツイートをしました。
今回は深掘りして解説します。
Kota
33歳の医療コンサルタント。とんねるめがほん運営。
9年間医療事務として外来・入院を担当。
毎月約9億円を請求していました。
現在は“医業経営コンサルタント”として活躍中。
投資もそこそこに継続中。米国株を主軸としてETFや不動産も少々投資しています。
趣味は読書・ギター・ドライブ・ダーツ。DJもたまにやります。
Twitterはこちら
これから医療事務を目指している人や医療事務として働いている人への何かヒントになればと思います。
僕は医療事務の資格はもっていません。
ちなみにですが、僕は医療事務の専門学校を出ていません。
ましてや医療事務に関する資格も持っていません。
普通の4年生大学の経済学部を卒業しました。
医療事務の仕事をするにはそれ相応の資格が必要と思われがちですが、実際資格がなくても十分に仕事ができています。
僕が勤めている職場では男性は僕と同じようなルートで、女性は専門学校で医療事務の資格を取った方がほとんどです。
本当に必要な能力
じゃあ資格ではなくて本当に必要な能力とはなんなのか。
以下で解説していきます。
医事コンを触れる能力

医事コンとは医療事務で使用するコンピューターのことです。
その中で医療事務に関するシステム(以下医事システム)を扱って日中業務をこなしています。
特に女性に多いのですが、パソコンが苦手な人が多く、一つの仕事に時間がかかってしまっているのを見受けられます。
よく見かけるのは
- 医事システム自体を使いこなせていない
- タイピングが遅い
- excelやwordなどを使いこなせていない
- パソコンがフリーズすると同時に人もフリーズしてしまう
医療事務をやってる方の中には医事システムの力を十分に発揮できていないがために残業が多くなってしまう人も多いのではないでしょうか。
医事システムはとにかく触ってみることが大切です。
システム自体にもよりますが、普段使っていないところを触ってみると新しい発見があります。
タイピングが遅いことについては、ひたすら練習してブラインドタッチを身につけましょう。
ブラインドタッチができないと非常に仕事が遅くなってしまいます。
ブラインドタッチができるようになるためのロードマップの記事を書いていますので参考にしてみてください。
解釈等の難しい文章を読み解く能力

医療事務は患者さんの診療費を計算していますが、診療費の計算には厚生労働省が決定した莫大な量のルールが存在しています。
それも2年に一度改定されており、常に新しい情報が求められています。
新しい情報を仕入れる姿勢がないと化石になってしまいます。
厚生労働省が発信している文章はかなり読みづらく、理解をするのにも時間がかかってしまいます。
厚生労働省からだけではなく、都道府県や市町村からもたくさんの文章が送られてきます。
ですが、そういった難しい文章を読んで理解する力は何よりも心強い能力になります。
加えて、周囲に発信することによって自分自身の力になります。
インプットも大切ですが、アウトプットはもっと大切です。
職員や患者さんとのコミュニケーション能力

これは医療事務に限った話ではありません。社会人として求められる能力ですね。
現実はちゃんとしたコミュニケーションが取れない社会人も存在します。
医療事務は病院の窓口であり、病院の”顔”です。
したがって患者さんとのコミュニケーション能力は医療事務に求められる一番の能力です。
ですが、それと同時に医師や看護師などの多職種とのコミュニケーションも重要です。
医療機関は多くの職種がいる職場であり、どうしても職種間でのトラブルが発生してしまいます。
また、女性が多い職場であるからこそ様々な問題も発生します。
医療事務は患者さんの治療に直接携わる職種ではありません。
だからこそ円滑なコミュニケーションを取れる人が重宝されます。
職員間でのコミュニケーション不足が原因で患者さんに迷惑をかけてしまっては医療事務失格です。
まとめ
今回は医療事務に必要な能力として深掘りしてみました。
まとめると、医療事務に必要なのは
- パソコン・医事システムを効率よく使える
- 難解な文章を理解して、周囲に発信できる
- 患者さんや多職種の職員と円滑なコミュニケーションがとれる
そんな能力だと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事の他にも病院の受診について気づいたことや注意するべきことを現役医療事務員ならではの視点でお話しています。
ぜひ読んでみてくださいね!




