買ってる人
ICONってどんなコイン?特徴は?将来性はあるの?
皆さんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか。
仮想通貨が流行して数年経ちました。
購入している方も少しずつ増えていますね。
そんな中、ICON(アイコン)という銘柄があるのはご存知ですか?
今回はICONという銘柄について、特徴や将来性を解説します。
仮想通貨の世界独自の言葉もありますのでわからない方へざっくりと解説もしています。
また、最後にはICONの取得方法やリアルタイムな情報についても触れていきます。
ぜひ読んでみてください。
ICONの概要
ICONは韓国発の仮想通貨であり、2017年8月24日に公開されています。
正確に言うと通貨自体の名称は「ICX」といいます。
ICXはICONアプリケーションで使用される通貨のことをいいます。
SCORE(Smart Contract On Reliable Environment)と呼ばれる独自のスマートコントラクト技術を使用することにより、スムーズな送金や取引を可能にしています。
有名な仮想通貨に「イーサリアム」というものがありますが、それの韓国版のようなものです。
後ほど紹介しますが、ICONを利用した様々なアプリケーションが作られています。
なぜICONが作られるようになったのかを知る前に「スマートコントラクト」について少し解説します。
その後にICONが創られた背景を見てみましょう。
スマートコントラクトとは
スマートコントラクトとは「賢い契約」と訳されます。
契約の締結や履行がプログラムによって自動化されて実行される仕組みです。
スマートコントラクトを説明するのに挙げられる例として「自動販売機」があります。
当たり前の話ですが、自動販売機はお金を入れて、ボタンを押すと欲しいものがガシャンとでてきますよね。
これを分解してみると
コーラ飲みたいな~
120円っと。チャリン
コーラっと。ピッ
【イベント発生】
お金が入って、コーラのボタンを押されまシタ。
売買契約成立デス。
【契約執行】
コーラを出しマス。ガシャン
コーラうめえええ!
※上記はあくまでイメージです。
といったように契約がプログラムによって自動的に履行される仕組みをスマートコントラクトといいます。
ICONが作られるようになった背景
仮想通貨はそれ自体に様々な目的があります。
ギャンブル目的で使用されるものや、LINEの代わりのように使われるものなど用途はいろいろです。
その仮想通貨が「どういった目的で作られたか」を知る方法はあるのでしょうか。
仮想通貨には「白書」と呼ばれるものがあります。
白書には「なぜその仮想通貨を作ったのか」「どういうことを目的としているのか」などが書かれています。
大体のものは英語で書かれています。
ICONがどのような目的で作られたのか、英文の「白書」を読み解いてみましょう。
「もっと繋がる世界」を創る
白書にはICONが作られるようになった背景が書かれています。
非常に長い英文なのでざっと要約すると
- ブロックチェーン技術の出現は、現在の社会、政治、経済システム、特に中央銀行システムに対する私たちの既成概念を覆すものである。
- しかし、ブロックチェーン技術はまだ発展途上であり、性能、使いやすさ、サービスの質などの面で不足している。
- 多くのブロックチェーンプロジェクトでは、非中央集権化を重視しているが、現実のアプリケーションでは多くの限界があります。
- 現実世界と暗号世界の接続の限界を克服するために、ICONはスタートした。
ということです。
「つながり」の歴史
また、白書には以下のようにも書かれています。
- 人類の技術革新の歴史は、つながりの歴史と関係している。
- 郵便ができたことで、物理的に会わなくても、お互いの思いをつなぐことができるようになった。
- 電話ができたことで、距離に関係なくリアルタイムでの接続を可能にし、無線通信は移動の自由をもたらした。
- インターネットの登場で、人だけでなくあらゆるものとリアルタイムでつながることができるようになった。
まさにその通りですね。便利な時代になったものです。
ICONの公式Twitter
ICONの公式Twitterは以下のものです。
ICONにはたくさんのアプリが開発されており、それぞれのアプリごとにもTwitterアカウントが存在しているようです。
ICONを利用したアプリケーション
De-Fi
De-Fiについて少し解説します。
DeFiはDecentralized Financeの略です。
日本語で言うと「分散型金融」と言われています。
対義語としては「中央集権型金融」といったところでしょうか。
「中央集権型金融」の具体例は普段何気なく使っているクレジットカードです。
クレジットカードの会社がお金を管理して、あなたからお金を預かってお店に支払っています。
取引のスピードが管理している人(会社)次第となってしまい、カードを使えなくすることも可能です。
ですが、DeFiつまり分散型金融の場ではそんな心配はありません。
なぜなら管理者と呼べる人がいないからです。
取引履歴のコピーを複数人で保有する仕組みになっています。
仮想通貨の場では資金のスピードも速く、誰かが管理するわけではないから複雑な取引も可能となります。
ICONにはそんなDe-Fiが可能なアプリケーションが存在しています。
Utility
ユーティリティのジャンルでは例えば、
- 口座開設
- 位置情報を利用したチェックインシステム
- オンライン証明書サービス
などを利用することができます。
各ページを見てみると韓国語になっています。
主に韓国で利用されているのがわかりますね。
Wallets
Walletsではその名の通り「お財布」が利用できます。
Gaming & Social
Gaming & SocialではICXを利用したゲームやオンラインカジノを利用することができます。
オンラインゲームでの通貨にICXが利用されています。
Analysis
AnalysisではICXの利用状況などを把握することができたり、取引を証明するアプリケーションが紹介されています。
ICONに将来性はあるのか
ICONは現在、時価総額ランキング100台をキープしています。
多くの仮想通貨が存在している中で100台をキープできているのは一定の人気を得ているということでしょう。
また、スマートコントラクト技術が発展によりICONも更なる発展を遂げることが予想されます。
ICONには将来性があるといって良いでしょう。
ICONを購入するには
ICONがこれから人気になるのはわかった。
じゃあICONを購入するにはどうすればいいの?
ここで残念なお知らせです。
2021年7月現在、国内の取引所でICONを扱っているところはありません。
かといってICONを手に入れられない訳ではありません。
じゃあどうすればいいのか
海外にある仮想通貨取引所で購入することができます。
有名なところではBinance(バイナンス)というところです。
- 国内取引所(GMOコイン)にてビットコインなどの仮想通貨を購入
- バイナンスへ送金(誤送金に注意)
- バイナンスにてICONを購入
なぜGMOコインを使っているかというと
送金手数料が無料だからです。
国内取引所は他にもたくさんありますが、送金に手数料がかかってしまいます。
本来購入しようとしていた額よりも少ない額で購入することになってしまします。
ここら辺は仮想通貨初心者には難しいので別記事でじっくりと解説します。
今回はICONの将来性についてご理解いただけると嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
他の仮想通貨についての記事も更新しているのでぜひチェックしてみてくださいね!
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