医療事務ってどんなことしているの?仕事内容は?【医療事務のとある1日】

医療

医療事務ってどんな仕事をしているんだろう。。

こんにちは!皆さんいかがお過ごしでしょうか。

「医療事務」というと「病院にいる事務で”受付だけ”やっている」という印象を持っていませんか?

僕自身も病院に勤めるまでは同じことを思っていました。

ですが、実際は患者さんの応対はもちろんのこと、「保険請求業務」・「レセプト点検業務」などたくさんの業務があります。

今回は僕のとある1日の仕事内容を公開します。

プロフィール

Kota
33歳の医療コンサルタント。とんねるめがほん運営。
9年間医療事務として外来・入院を担当。
毎月約9億円を請求していました。
現在は“医業経営コンサルタント”として活躍中。
投資もそこそこに継続中。米国株を主軸としてETFや不動産も少々投資しています。
趣味は読書・ギター・ドライブ・ダーツ。DJもたまにやります。
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8:30・・・出勤

8時30分から勤務開始です。

上司に元気に挨拶してパソコンの電源を入れて、夜間の情報を確認します。

夜間には緊急で入院した患者さんや死亡退院した患者さんがいます。

担当している病棟で患者さんの出入りがないかをチェックします。

9:00・・・入院患者さんの会計

“入院担当”は入院している患者さんの費用の計算をメインに仕事をしています。

患者さんごとに前日に行った診療を確認し、システム上に記録していきます。

“外来担当”と大きく異なる点は「入院患者さんは一人当たりの診療費」が高いことです。

外来患者さんは検査・投薬が主軸となっています。

平均的に「一人当たりの診療費」は高額ではありません。

その代わり外来患者さんは件数が非常に多いです。

一方、入院患者さんは手術などの治療をするため、診療費が高額になっています。

外来に比べて件数は多くはありません。

ですが、入院患者さんの「一人当たりの診療費」は高額になります。

9:45・・・退院患者さんの会計

退院当日には入力漏れがないかを確認して患者さんに費用を伝えます。

中には費用をすぐに支払えない場合もあります

「ちゃんと医療費を支払いますよ」といった内容の確約書に記入してもらい、後日入院費を請求します。

10:00・・・入院患者さんの受付

入院当日に来院した患者さんの受付をします。

その時点で保険証の確認などを行い、限度額適用認定証の手続きの有無も確認します。

12:00・・・入院患者さんの台帳作成

僕の職場では入院している患者さんの情報が一目でわかるように台帳を作成しています。

入院したその日に台帳を作成します。

12:30・・・お昼休憩

12時30分からお昼休憩です。

お昼ご飯を早々に済ませて

13時10分ごろから20分仮眠します。

13:30・・・手術伝票入力

僕の担当している病棟では外科の手術が非常に多いです。

以下のような手術が行われます。

  • 大腸がん
  • 胃がん
  • 肝がん
  • 鼠径ヘルニア
  • 痔核

これらに対しての手術がほぼ毎日行われます。

手術室から

「この薬剤使用しました」といった情報が伝達されるので

漏れのないように入力していきます。

手術で使用される薬剤は高額なものも多いので誤った入力をするとまずいです。

15:00・・・電子カルテのマスタメンテナンス

僕の職場は電子カルテが導入されており、医療事務が使うシステムと連動しています。

ですが、新しく始めた診療行為や新しく使い始めた薬剤に関してはシステム同士を連携させる作業が必要です。

様々な部署から連携の依頼があり、その依頼にあわせてメンテナンスを行っています。

17:30・・・退勤

17時30分になったら颯爽と退勤します。

基本的に残業はしません。

まとめ

今回は医療事務のとある1日を振り返りました。

とある1日をピックアップしたので、このほかにも日々たくさんの仕事に追われています(笑)

僕

ここまで読んでいただきありがとうございました!

この記事の他にも病院の受診について気づいたことや注意するべきことを現役医療事務員ならではの視点でお話しています。

ぜひ読んでみてくださいね!